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めぐりめぐる。

落語や漫才を見るのが好きです。エンタメ系の記事を中心に、幅広く書きたいことを綴るブログです。メールでのお問い合わせはこちら「infomeg2@gmail.com」

単純接触効果と美容師

仕事 営業

 

ビジネスマンで職務が営業担当だったりするとよく聞くかもしれない「単純接触効果」って言葉ご存知でしょうか。簡単に言うと「人は会う回数が増えるほど人に対して好感を抱く傾向にある」性質のことを示します。もちろん例外はあるんだけど、同じ学校、職場、サークルの中に存在する同コミュニティの異性に好感を持ちやすいのもこの性質が大きいのだと思います。

 

最近びっくりしたことがあって。毎月1回僕は髪を切りに美容院に行くんだけど、そこで1年ぐらい同じ美容師さんに仕事をお願いしてて、カットの途中や帰り際にきちんと鏡を持ってきて、「いかがですか?」と丁寧に聞いてくれるんだけど、そこで僕は「信用してるし、任せてるから毎回鏡を見せてくれなくてもいいんだよ」と美容師さんに言葉をかけた。その僕が発した言葉自体に、僕自身が驚いたと言うか。「ああ、たかだか月に1回、年間数十回程度しか会わない人に対して、僕はここまで心を許しているんだな」と感心した。

 

これがたぶん、現実的にはありえないんだけど、髪をカットする頻度が年に1回で10年間通い続けていたとしてもこんな関係にはなり得ないだろうなと思ったし、定期的にかつ、なるべく短い期間で顔をあわせることで物凄い効果を発揮するに違いないと感じた。

 

仕事で営業に置き換えるなら、ちょっとした隙間時間でも客先に訪問し、顔を出すことで単純接触効果を狙えるだろうし、その際の短い時間の中で毎回濃い情報提供や、人間として信頼できると思わせるような行動、態度、言動ができたとしたら、その先の営業活動が非常に楽になるのだろうなと思った。

 

こうしたビジネス上の心理テクニックというのはもうありとあらゆる本で語られていて、いまさら記事にして書くような内容ではないのだけれども、自分の中で腑に落ちたというか、「ああ、こうして人は少しずつ心を開き、信頼し、物やサービスを人から買うのかもしれない」と納得がいき、今後の自らの行動にプラスできそうな発見があった。

 

この「腑に落ちる」という体験はとても大事だと僕は思っていて、結局他人から学べることというのは実はわずかであり、そのわずかばかりのおこぼれを「自分の立場で置き換えることができるか」その1点が重要だと思う。こうした経験は非常に脳汁がドバドバ出て、ハイテンションで頭が回転するので、もっと機会を増やしていきたい。もっと頭を使って考えていきたい。

 

追記

単純接触効果や営業について効率よく学べる本を最近知ったので、気になる方はこちらからどうぞ。

【逃げ恥】逃げの転職だったけど、逃げて良かった2016

仕事 雑記

 

逃げるは恥だが役に立つ...そんな1年だった。

毎年この時期に、来年に向けて自分が大きく変化、あるいは成長できるように、目標を立てるようにしている。2015年は、「自立」だった。親元から離れて、自立する。自分の給料の中から生活費をやりくりして、今後の人生をデザインしていきたい。自分が一つ一つ決めたことを、着実にこなして、大人になりたい。あとは、今の妻と一緒に暮らしたいので、まずは同棲という形で関係の再構築をして、お互いにとって最高のパートナーかどうか確かめたい...。そんな想いを持って生きて、親から大反対されたけど無理やり家を出て、新たなスタートを切ることができた。飯を食うとか洗濯掃除を小まめにやらないとすぐに部屋が汚れるとか、家賃や生活費、電気水道ガス、税金といった、まあ息吸って生きてるだけでこんなにお金が飛んでいくのかとため息をついたりとか。でもこうした経験は親元にいたら絶対に得られない感覚だろうし、固定費を抑えるとかどう収入を増やせば良いだろうかだとか、また違う頭の使い方を覚えて一歩前に進めた気はする。環境が変われば人は変わる。いや、環境を変えればだろうか。変わることに期待するのではなく、自分から変化することを意識して過ごすことが大切だと学んだ。

 

2016年は、「結婚・転職」を体験し、非常に密度の濃い1年だった。ちょうど去年の今頃、僕は死んでいた。始めて就職した会社に勤めてもう4年近く経過していたが、一向に自分の仕事の仕方が確立せず、ちゅうぶらりんになっていて、苦しかった。社員がわずか2名という会社でシステム開発の仕事を2年半ばかり経験したが、数ヶ月休みが取れなかったり取引先に監禁されて家に帰れなかったりと、非常にハードな現場であったのと、ロジカルにシステムを開発することにいまいち没頭できなかったため、ジョブローテーションで営業に転向させてもらった。ところが会社に全く営業のノウハウがなかったことと、システム開発の請負の仕事を新規でとってくることのハードルが高く、気づいたら「ほんとこいつ会社でどう使っていこう」みたいな空気を社長からひしひしと感じるようになり、軽いノイローゼになっていた。

 

僕が約4年に渡って働き、本気で会社を辞めようと思ったタイミングが少なくとも4回ほどあったのだけど、その度に社長に「逃げの転職は絶対にうまくいかない」「初心を思い出せ」という言葉を頂戴し、そのたびに踏みとどまった。一理あったからだ。僕はシステム開発という「サービスを生み出す」現場で働きノウハウを蓄積して、その経験を生かして仕事を取ったり企画をして仕事を創造できる人間になりたいという想いがあった。少なくとも就職活動をしている時にはそういった熱い想いが確かにあった。でも働くにつれて、自分の将来のビジョンが全く見えなくなった。先が見えなかった。社長は何日も家に帰らず、よく徹夜をしていて、頻繁に奥さんから会社に電話がかかってきては喧嘩をしていた。いろいろなものを犠牲にして今の仕事をしているのは理解できたけど、時々聞くに耐えなかった。ワークバランスという考え方は確かに会社の就業規則に明記されていたけど、はっきり言って早く退勤する人は悪だという考え方が根強くあった。「家庭があるので、と言って早く帰ってもいいけど、出世は望めないからね」なんて話をよく聞かされた。もちろん言っていることの意味はよく理解できた。「家庭を顧みず、一生懸命働く奴と、家庭を重んじて早く帰る奴とでは給料の差をつけたいに決まっている」という考え方だ。これは実にその通りだと思う反面、その考え方に少し息苦しさを感じる時があった。成果ベースで考えればいいじゃないか...と。ただその成果を可視化することがあまりにも難しいため、たぶん長時間労働が善となっているのだろうと僕は思った。できる奴は自分の仕事量をコントロールできるが、できない奴は終電まで仕事に食らいつくしかなかった。成長はあったけど、あまりにもキツかった。「創造性の高い仕事をする場合は、多くのものを犠牲にする必要がある」という(その場の)常識は、僕をより一層その場所に縛り付けるものだった。

 

仕事と家庭を両立でき、自分の働き方をコントロールしたいと願うようになり、結婚が4月に決まっているにも関わらず、1月に思い切って仕事を辞めた。環境面に嫌気が差して辞めたので、いわゆる逃げの転職ではあったと思う。本来であれば実績を作った上でやめるべきだったと思うけど、心身ともに限界で、一生この言葉に引っ張られるとしてもとにかくその場から逃げだしたい気持ちでいっぱいだった。ただ転職活動はそこまで長期化せずに、最終的には納得のいく結果で終えることができた。

 

幸いシステム開発経験と営業経験を持った20代中盤というのは市場価値がそこそこあるようで、収入をほとんど落とさずに就職することができた。前の会社では全く評価されていなかった僕の能力が今の会社では評価されるといった面白い体験もした。ひょっとして、人を生かすも殺すも会社次第なのではないだろうか...と今でも思っている。社員が1人の会社から40名ほどの会社に転職したので、仕事がかなり細分化されていていたので、「自分が全てやらなくてもいい」という気持ちで仕事ができるのがすごくありがたかった。苦手なことや困難なことを、周りの人間と協力しながら進めていく。そんな仕事の進め方があるのだということに驚いたし、感謝しかない。何もかも自分自身でやらなくても大丈夫だよ。そんな風に声をかけてもらえる環境であれば、僕はもう少し前の職場で働けたのだろうか。

 

「お前の今抱えている問題は、仕事を辞めても永遠にお前自身について回るんだぞ」そんな呪いのような言葉をかけられて自分の未来がさっぱり見えなかったけど、今では少しずつ自分の将来を想像できるようになった。残り40年ほど、どのようにキャリアを作っていけば良いか考えられるようになった。僕には自分が思うほど創造性がなく、一人で物やサービスを生み出せるようなエネルギーはないけれど、仲間と一緒に仕事をし、頭を使って考え、会社に大きな利益を残すことはできるのだと、自分を肯定することがやっとできるようになった。本当に、良かった。

 

2017年は、今働いている会社の中で一番の売上を達成し、自分に自信をつけること。これを目標に頑張っていきたい。そして、呪いの言葉が追いかけてきても「今は実力あるもんね」とさらりと身を躱せるようになりたいと思う。 

 

会社の家族手当・扶養手当って意味不明だと思ってたけど、腑に落ちた話

読書 仕事

(不勉強で家族手当と扶養手当の違いがわからないので)会社が扶養家族を持つ社員に対して支給する手当のことを仮に扶養手当と呼ばせてもらいますが、これの意味が最近までよくわからなかったんですよね。具体的に何がわからなかったというと、「仕事をする上で、家族って何か関係ある?」ってずっと思ってました。

 

仮に仕事が同程度できる社員が二人いたとして、扶養家族がいる方の収入が多いのって疑問に思いませんか?仕事ができる方が高給を取るべきで、同じ条件で働いているのに扶養している人間がいるだけで給料が高いっておかしいって思ったことありませんか?僕は前に働いている会社でこんな風に教育され、今書いたことに対して一ミリも疑っていませんでした。

 

で、僕が何に気づいたかというと、「会社の給料は能力給だけで決まっているわけではなかった」という点ですね。ここがもう盲点で。我々の給料は、能力給だけでなく、労働力を提供する側の環境にも大きく左右されるというわけです。

 

22歳の若造と、30過ぎて扶養すべき妻と子供がいる人とでは、提示すべき年収も大きく変わってきてしかるべきなんだと気付きました。いやこれ当たり前じゃんって今では思えるんですけど、「能力給で全ての年収が決まる」と教えられてきた僕にとっては衝撃的な事実でした。

 

つまり会社から見れば、「こいつはこの環境だからこれぐらい生活のコストがかかってくるからこの年収だな」と人事側は判断するわけです。この人に期待する労働力を発揮するためには、これぐらいのコストをかけるべきだ。そう考えて、金額を設定しているんですね。

 

あとはそれに加えて会社の業績や風土、販売するもの、立場等、本当にいろいろな要素が絡み合って給料というのは決まる...「能力だけでは全て決まらない」ということをようやく飲み込むことができました。

 

とすると新たな課題が出てきます。僕らの給料って、成果を出すだけでは劇的には変わらない、という事実です。給料は様々な側面で決定することがわかり、能力や達成した結果だけで全てが決まるわけではない...ということは、いくら成果主義が採用されていたとしても自分の収入を飛躍的に向上させることは基本的には難しいということですよね。

 

成果を出すことで得られるのは継続的な「雇用」と、数パーセントの昇給で終わってしまう。「俺は成果を出しているのに、なぜ収入がどんと上がらないんだ!」と嘆いても、仕方がないのだなと思いました。

 

したがって収入を増やすためにやるべきことは、

1.成果を積み重ね、自分の成功をPRし、役職を得て収入を上げていく(自分の立場を変える)

2.成功した実績を生かして転職をする(景気のいい業界業種で、創造したものの価値を決めやすく利益を上げやすいメーカーに転職するとか)

といったことを意識してやる必要があるのだと感じました。

 

この辺りの僕の話は、この本に非常に詳しく書かれてますので、寝正月になってしまっている方は是非読んでみてくださいね。

【結婚について】ずっと一緒にいたいね、という気持ちに名前をつけてあげたかった

恋愛

これを読みました。

www.moriasae.com

 

自分の気持ちをここまで表現できるのはすごいね。些細な気持ちのすれ違いは大きな溝を作ることになるから、ちゃんと整理したい。そんな気持ちがすごく伝わって来るいい文章だと思った。そして、僕の時はどうだったかなと自分の心を整理したくなったので、少し文章として残しておきたいと思ったので書きます。

 

僕は今の妻とは大学時代に知り合って、5年間付き合い、約1年間の同棲生活の末に結婚した。今思えば、もっと早く結婚しても良かった気がする。恋人と過ごす時間は、3週間とか3ヶ月とか3年が節目になるというような言葉をどこかで読んだことがあるけど、まさにその通りで。何年も一緒にいると、一緒にいること自体が当たり前になってしまって、特別感が薄れるというか、自分達は一体何に守られ繋がっているのだろうと思う瞬間があった。

 

もちろん何で繋がっているかと言えば愛とか好きとかいう気持ちで、それはもう間違いなくそうなんだろうとは思うけど、毎日毎日その気持ちを確かめるというのは時に簡単で、時に難しくなったりする。張り詰めた糸が切れてしまうみたいに、ずっと保ってきた関係がふっと希薄になってしまうこともあって、恋愛は難しいなと思ったりした。

 

何が普通かわからないけど、僕たちの恋愛にも"結婚"というゴールがずっと見えていたと思う。物事には始まりと終わりがある。恋愛は終わりにして、次は結婚生活を始めて、人生のパートナーになりましょう。そんなストーリーが確かにあった。

 

結婚はもちろんしたかったんだけど、「もうしたくて仕方がない!」みたいな気持ちではなかったと思う。このブログは妻も読んでいるので非常に言葉を慎重に選ばないとまずいと思うんだけど、要するに「ずっと一緒にいたいね、という気持ちに名前をつけてあげたかった」のだと僕は思う。もう少し自分たちの関係性を確かなものにして、ステップアップしていこうよ。そんな気持ちだった。わかるだろうか?

 

また僕は男なので、結婚というものに対してある種の緊張感をいつも持っていた。男から見ると、結婚は「覚悟を決める」という意味合いが非常に強い。これは完全に男の押し付けがましいプライドにすぎないのだけど、(仮に子供まで作るとして)妻と将来できるであろう子供を養っていく甲斐性がお前にはあるのか?と問われている気がする。

 

まあそんなわけで結婚というカタチをとるまでに随分と時間が経ってしまった。今はすごく幸せで、本当に結婚して良かったなと思えることってたくさんあるんだけど、ここに至るまでに僕はいろんなことを考えてきたのだなと思った。

 

というわけで、言及して何を語るわけでもなく、僕の気持ちの整理をしただけでございました。おしまい。

 

 

【ロボット掃除機】ルンバより遥かに安くて(5000円代)しっかり働く「マカロン」【年末大掃除に】

暮らし

 

年末の大掃除に向けて少しずつ部屋の掃除をしているんですけど、テンションが上がらない時があって。僕基本的に掃除自体は好きで、割と小まめにやるようにはしてるんですけど、一人で掃除するのがあんまり好きじゃないんですよね。寂しいっていうか。「ねえねえ、こんなにゴミ取れたよ!」とか会話しながら掃除したいんですよ。でも僕の妻は平日休みで、土日休みの自分とはなかなか休日が合わないので一人で黙々と作業をすることが多いんです。なんだか、掃除のお供的な奴が欲しかったわけですよ。

 

で、ルンバとかいいじゃないですか。勝手に掃除してくれるし。でも高い。すごく高いわけです。「よし、ちょっとルンバ買うか」ってならないでしょ。いくらボーナス入っても厳しい。だけど、かなり安価で頑張って働いてくれるロボット掃除機を発見して、買っちゃいました。それがこれ、「マカロン」。

まあとにかく安い。で基本的には賢いアルゴリズムとかは入ってないので、段差があれば落ちるし、コードに巻き込まれるとなかなか脱出できないとかはあるんですけど、ちゃんと工夫してあげればしっかりお掃除してくれます。

 

構造もシンプル。開封したら、電池入れてブラシつけて、電源入れるだけ。あとは勝手にやってくれます。充電が45分しか持たないので、勝手に力尽きて止まります。でも朝家を出る時に電源を入れておけば、帰ってきた時には掃除がある程度終わってるのが本当に嬉しいです。

 

ブラシは安物なので、細かいご飯のクズとかは取れないんですけど、埃と髪の毛はしっかり回収してくれる印象です。同じところを何度もぐるぐるしてくれるので、10畳ぐらいの部屋だったらしっかりお掃除してくれます。(写真は3日掃除してなかった6畳の僕の部屋で取れた埃)

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実際に動いている様子がこちら。マカロンにシナモンロールちゃんを乗せて出発。壁にぶつかりながら、しっかり掃除してくれます。TVの下の隙間なんかも入ってくれるので、意外と便利だったり。あとやっぱ人形が掃除してくれる感じが最高にかわいい。マカロンのデザイン自体がかわいいのに加えて人形を乗せることでかわいさ2倍。もう一人でお掃除しても寂しくないです。

 

今は自分の部屋をマカロンに掃除させている間にリビングの掃除とキッチンを磨き、お風呂掃除をやった後にマカロンを回収して仕上げ...みたいな運用をしてます。単純に自分がいない時に働いてもらうだけじゃなくて、並行してお仕事してくれるのも嬉しいところです。

 

なんにしてもとにかく安いので、一度ぜひ使ってみてください。絶対後悔しないです。生活が捗ります。あと掃除楽しいです。Amazonのレビューも高評価ですし、使ってる周りの友人も「かなり使える」と評判良いです。

 

大掃除のお供に、一台どうですか?