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めぐりめぐる。

落語や漫才を見るのが好きです。エンタメ系の記事を中心に、幅広く書きたいことを綴るブログです。メールでのお問い合わせはこちら「infomeg2@gmail.com」

Appleは4インチの端末を作るより3.5インチを復活させた方が良い、という話

Apple IT

これを読みました。

gigazine.net

 

最近4.7インチや5.5インチといったふざけたサイズのiPhoneを世の中に出したAppleですが、iPhone5や5Sでお馴染みの4インチの新型スマートフォン「iPhone7」が登場するかもしれないとのことです。

 

これは4.7インチや5.5インチのスマートフォンは不本意に作ったということだと思います。市場においてサイズが大きいスマートフォンを買う顧客がある一定以上いることがわかったので、Appleが少し遅れて参入し、パイの取り合いをしたといったところでしょうか。

 

4.7インチや5.5インチの端末はもはや片手で柔軟に操作をすることが難しく、AppleのKeynoteのプレゼンにおいても両手で利用することを前提とするデモンストレーションが行われていました。僕個人の立場としてはどこまでもスマートフォンは片手で操作できるからこそスマートであると思うのですが、いまやスマートフォンもタブレットの市場に食い込んであまり境目が存在しなくなったということかもしれない。iPad miniとは何だったのか。

 

スマートフォンは3.5インチ、タブレットは9.7インチというのが一番バランスの取れていた組み合わせだったと僕は強く信じている。片手で持てるスマートフォンは素早く情報にアクセスすることに長けていて、すっぽりと手に収まるサイズは操作性が抜群だった。iPhone4Sの大きさは黄金比ではないようだけれど、見た目が洗練されていて美しかった。

 

9.7インチのタブレットは、動画を見たり絵を書いたり本を読むことにとても適していた。とても調度良いサイズだ。本は文庫本を読むようなサイズで文字が読めるし、動画はTVで見るのにはかなわないけれど、ちょっとテーブルの上に置いて眺めるには良い大きさだ。字幕だって読める。絵も9.7インチあれば指という最高のインターフェイスで自由に書けた。マルチタッチと呼ばれる技術が、最適化された画面サイズで最高に輝いていた。

 

ところがiPadminiや巨大スクリーンのiPhoneが出ることでその調和が大きく崩れた。iPadminiは動画を見るにはちょっと小さいし、絵を書くには小さすぎるキャンバスサイズだった。巨大スクリーンのiPhoneは両手で持つことを強要されて、ポケットの中にスマートに入らない邪魔な端末になった。僕は比較的手が大きい方だけど、4インチの端末ですら時々持ちづらく、画面の隅を上手にタップできない時がある。こんな体験をユーザにさせるのは間違っている。

 

こういうことを書くとすぐに「ジョブズ信者」とか言われそうだけど、彼が構築してきたものの価値を見直して、もう一度原点に戻ったほうがいいと思う。そのうち本当にジョブズが墓から出てきてお叱りを受ける日がくるかもしれないからさ。