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めぐりめぐる。

落語や漫才を見るのが好きです。エンタメ系の記事を中心に、幅広く書きたいことを綴るブログです。メールでのお問い合わせはこちら「infomeg2@gmail.com」

「おぎやはぎを忘れるな」THE MANZAIに活かされている教訓、という話

お笑い

今週の日曜日はTHE MANZAI2015の生放送ということで、とても期待が高まっています。THE MANZAI プレマスターズみたいに関東ローカルでしか放映されないということもないようで、愛知県民でもきちんと録画予約することができました。いや、生で絶対見るけどね!

 

THE MANZAIとM-1グランプリの違いっていろいろあるんですけど、特に目立っているのが採点方法なんですよね。M-1グランプリは主に点数を競いますが、THE MANZAIは投票数を競う大会になります。この間のM-1グランプリは9人の審査員による900満点の審査でしたよね。THE MANZAIではどうなるかというと、審査員9人がそれぞれ1票を持ち、加えて一般視聴者審査員が1票を持つという計10票を奪い合うという戦いになります。

 

決勝大会は1回戦と決勝の2段階になっていて、1回戦ではA,B,C,Dブロックに芸人が割り振られ、それぞれのグループで10票を争い、各ブロックの勝者が決勝戦に進みます。決勝に進んだ芸人4組はまた違うネタを披露し、今度は4組で10票を奪い合うという形になります。

 

一般人にも1票を決めさせるというのが面白い試みだと思います。生放送の視聴者参加型は盛り上がりますからね。あとはバランスが絶妙だなと。一般客の1票は大きく芸人の勝利に貢献しますが、全体を大きく揺るがすような裁量は持っていない。そこが大事だと思います。

 

また、点数でやらないのも良いなあと。結局審査員によって点数の付け方に大きくブレが生じるので、審査員の好みや感覚で1点の格差がついてしまい、結果的に公平性を保つことが難しくなっています。この辺りはnakakenさんのブログで語られていますので、是非気になる人は読んでくださいね。

コンテスト番組では「1点の格差」問題が気になる | 今日も8時間睡眠

 

一般客に採点させるのは難しい

M-1グランプリの第一回の事件を皆さんはご存知でしょうか。審査員7人が100点ずつ持ち(700点満点)、さらに吉本興業の劇場に集まった札幌・大阪・福岡の一般客100人ずつが1人1点を持つ(300点満点)という採点方式だったのですが、おぎやはぎのコントで大阪会場の点数が100点中7点という最低点を叩き出し、大きく話題となりました。大阪の客が関東の芸人に対して異常に低い点数を叩きだしたことで公平性にかけるという判断になり、2回目移行のM-1では一般客の審査が排除された経緯があります。(この件に関しては、一般客に対して「面白かったかそうでないか」を判断させるボタンを配ったのが大きな間違いだ、という話もあります)

 

審査員に関しては自分の名前を出すことで採点をし、その根拠について明確にすることが必要になるのでまだ良いのですが、一般客に関しては芸人へのリスペクトや好き嫌いが露骨に出る可能性が高いので、この辺りのバランスを取ることが非常に難しいです。まあ、少なからず笑いというのは人の好みが出る部分ではありますが...。