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めぐりめぐる。

落語や漫才を見るのが好きです。エンタメ系の記事を中心に、幅広く書きたいことを綴るブログです。メールでのお問い合わせはこちら「infomeg2@gmail.com」

サンドウィッチマンの漫才で感じる「怒りツッコミ」の難しさ、という話

お笑い

今日僕の好きなサンドウィッチマンがTHE MANZAIに出るのでわくわくしています。日曜日の朝から布団の中でずっと彼らの漫才を見ていて、なぜおもしろいのか考えていた時に、タイトルに書いたことを感じたわけです。

 

今日の一番のお気に入りは、葬儀屋。

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サンドウィッチマンというと、富澤がボケて伊達が突っ込むというスタンスが基本ですけど、伊達ちゃんが凄く上手にツッコミをしているなと感じます。

 

漫才にかぎらず、何かを演じるという仕事をしている人なら誰もがぶつかる壁だとは思うんですが、「怒り」を表現することがすごく難しいんですよ。例えば今回紹介した葬儀屋の漫才も、伊達ちゃんが本気で怒っているように感じられてしまったら笑えないですよね。

 

あるキャラクターを演じる上で、全ての感情をリアルに表現することが必ずしも正しいことではないのです。僕も大学時代に落語研究会に入って落語を4年間やりましたが、常にこの問題に頭を悩ませました。

 

上手に伝えることが難しいんですけど、見ている客に対してどこか「僕は演じているんですよ」ということをさり気なく伝えられるような演技でなくてはなりません。でもそれは怒りのレベルを下げて怖くないように演じるのではなくて(それだとキレのない怒りになってしまい、わざとらしさが生まれる)、客が「ああ、この人は怒っているんだな」と、客観的に捉えられる事実として受け入れられるようにしないといけません。この具合がとてもむずかしい。

 

伊達ちゃんはこの辺りの演技力がずば抜けて高いので、安心して見ていられるし、怒られている富澤を見て「笑える」んですよね。伊達ちゃんはツッコミの強弱が上手なのに加えて、「キレる」「戸惑う」「間違いを指摘する」といったバリエーションに富んだ演技ができるので、全体の漫才のクオリティを飛躍的に高めているのだと思います。リアルさを追求すべき点と、そうでない点をきちんと理解しているサンドウィッチマンは、素晴らしいというお話でした。

 

ああ、今日THE MANZAI楽しみだなあ。

 

告知

本日THE MANZAI放映後、ツイキャス(ツイッターと連動した、ネット動画配信サービス)を行います。THE MANZAIを見て思ったことを僕が喋りながら、読者の方にもコメントをして頂き話を展開する予定です。是非、ご視聴ください!

放送終了しました。来ていただいた25人の方、ありがとうございます。

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