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めぐりめぐる。

落語や漫才を見るのが好きです。エンタメ系の記事を中心に、幅広く書きたいことを綴るブログです。メールでのお問い合わせはこちら「infomeg2@gmail.com」

抑制された文章、ブログにて

雑記

ブログを書いている時に、「自分が書きたいものはこうだ」とイメージがあるのに、そのイメージに脚色を加えて別の文章にしてしまうことはないだろうか。僕はある。まず、書きたい文章が浮かんでくるのだけど、その後「僕ならこんな文章にしたいだろう」という意識が先行し、実際にアウトプットされる文言は少しずつ変化していくのだ。

 

僕も「おいっす、にゅーとんでござんす。」とか書き始めたいんだけど、ブログを1年ぐらい書いていることによって自分で作り上げた自分のイメージを全く崩すことができずに、苦しんでいる。例えば「今日はすごーく立派なウンコが出ました」みたいな文章を書こうと思うと、「とても憂鬱だったが食欲だけは旺盛で、僕の気分とは裏腹にクソみてえな気分並びに糞が爽快に僕の身体から出て行くのだった」みたいな旋律が出来上がってしまい、非常に困惑するのであった。

 

この現象は酒を飲んでいる時によく発症する。酒を浴びるように飲んでいると、そのうち自分に語りかけてくる自分が現れる。あるいは語りかけてくる脳というべきか。自分と脳が乖離する。語りかけてくる脳に向かって自分が喋るという妙な現象が起こる。実際に自身の行動を決めているのは自分であるはずなのだが、その意思決定権を持つ脳と心が分離、いや全く別の機関として独立することにより激しく葛藤するということがある。

 

☆☆☆

 

「自分の言葉で語りましょう、さればPVは伸びます」みたいなことを言っているブロガーをこの間見つけたので、本当かよって思った。疑問は尽きない。自分の言葉で本当に語れる人間というのが皆無なのと、自分の言葉で語ることによってPVが伸びるという相関性が今ひとつ納得感に欠ける。自分の言葉ってお前、言語も言葉も思想も言霊も全部全部借り物だろうと。自分の言葉ってなんだ。自分の気持ちってなんだ。

 

☆☆☆

 

PVを伸ばす方法は簡単である。こんな雑記を書かないことだ。自分の言葉で語ることではない。検索優位性のあるワードを探し出し「◯◯なあなたに必見!あなたの生活を変える◯◯7選!」とか書いておけばいい。ちなみに7選!とか書いてもその選定されたポイントについては責任を取らなくてもいい。2選!でも10選!でもいい。大抵の場合、ろくに吟味されず思いつきで書かれているものにすぎない。

 

お金を稼ぎたければ記事中に陸上のハードルのように大量の広告を貼れば良い。広告主とユーザーとのwin-winの関係をぶち壊す反社会的行為だが大抵の人間は気にせずやっている。最近は興味のある記事を見つけてもすぐに広告を踏まされるのでブログを読む量が圧倒的に減った。最近自分の会社でもリスティング広告を出すことがあるのだけど、こんな形でお金を無駄に減らしている可能性があると思うとやりきれなくなる瞬間がある。そんなこと、知ったこっちゃないんだろうけどさ。

 

☆☆☆

 

ブログがあと1ヶ月で1年になるんだけど、仲の良かった雑記ブロガー達が半分以上やめてしまった。理由は様々だったが、ある人から「実に無為なひと時だった」とコメントを頂戴し、少し悲しくなった。確かに、PVも金も稼げず、ただ己の考えを放出するだけのブログが無為かもしれん。無為な時間を過ごす喜びもあると思ったが、喜びを感じる前に不愉快になることの方が多いかもしれん。僕は単純に文章を書くという行為そのものが面白く、100記事書いて1記事ぐらいの確率で80%満足みたいな文章が書けるのだけど、それぐらい気が長くないと続けられないのかもしれん。

 

☆☆☆

 

孤高さん、寂しいから早く帰ってきて。お願い。

kokounobonjin.hatenablog.com