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めぐりめぐる。

落語や漫才を見るのが好きです。エンタメ系の記事を中心に、幅広く書きたいことを綴るブログです。メールでのお問い合わせはこちら「infomeg2@gmail.com」

掃除は簡単に満足感を得られるし、自分を褒めてあげられるから好き

雑記

寝室、リビング、自分の部屋、玄関。部屋中の窓を開けて、少し汗を掻きながらじっくり掃除機をかける時間が僕は好きだ。誇りの積もった空間が、掃除機を少しかけてあげるだけで、綺麗になっていく。もうクーラーを入れなくても、外の空気を取り込むだけで大分涼しく感じられて、夏の終わりを感じる。蝉の声も、高校球児の球を打つ音も、もう聞こえない。確実に秋に近づいていく気候の中で、聞こえてくる電車の音をかき消すぐらいの大きな音を立てながら、僕は日曜日に掃除機をかける。人の笑い声も、TVから聞こえてくる雑音も、時折聞こえてくる飛行機が飛ぶ音も、鳥たちが囀る声も、ぜんぶぜんぶ聞こえなくなって、ただ僕は掃除機が埃を吸う音に耳を傾け、身の回りを綺麗にしていく。

 

掃除は好きだ。簡単に達成感が得られる。タレントの坂上忍さんも言っていたが、「自分のダメなところを日々感じていても、部屋が綺麗だと落ち着く。俺は掃除ぐらいはできる、と思えるのがいい」という気持ちに非常に共感できる。俺は掃除ぐらいはきちんとできる、という気持ちを持つことは安定した精神を保つ上で非常に大切だと僕も思う。毎日自分に足りないものを突きつけられる日々の中で、ああ身の回りのことぐらいはきちんとできるんだぞと思える事実を積み上げていくことは大切だ。あとは単純に綺麗な部屋にいたほうが気持ちがいい。埃の積もった部屋よりは整理整頓され十分に換気がされて思わず深呼吸をしたくなる家の方が気持ちがいい。というわけで毎週日曜日に家の中をリセットするのが僕の日課になっている。

 

掃除が終わると、一杯のお酒を飲むことが僕のささやかな幸せである。最近は人前で一口酒を飲むだけで眩暈がし、吐きそうになってしまうので家でしか酒を飲む喜びを感じられなくなってしまった。掃除をすることで得られる快感は酒を飲むことで倍増する。酒は気持ちを増幅させる。悲しい気持ちも嬉しい気持ちも増幅させるので、どうせなら楽しい、達成感の溢れる時に酒を飲むことが望ましい。辛いことがあった時に酒を飲むことは逆効果で、辛い気持ちが増幅されて永遠にその思い出を反芻することになるから要注意だ。

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家に一人でいると、ふとした瞬間に開けたくない記憶の蓋が空いてしまうことがある。そんな時は、やはり掃除をする。普段掃除しないような場所を、力いっぱい擦る。腕の疲れに集中する。汚れと一緒に、不要な考えが落ちることを想像しながら。