めぐりめぐる。

落語や漫才を見るのが好きです。エンタメ系の記事を中心に、幅広く書きたいことを綴るブログです。メールでのお問い合わせはこちら「infomeg2@gmail.com」

この先生きのこるには

将来に関する漠然とした不安で自ら生命を断ったのは太宰治でしたっけ?間違っていたら教えてください。
(芥川龍之介でした)


20代後半ということで、普段の生活も、仕事もいい感じに脂が乗ってきて、ある意味一番いい時期に差し掛かる年齢かと思うのですが、自分の理想の成長曲線から大きく外れている感覚が最近常に纏わりついていて辛さがあります。このままいけば順当に人生を全うしていけるだろう…と感じられる安定した生活。主に僕の両親の世代がまさにそんな感じだったと思うのですが、たかだか数十年でこうも生きていく環境が変わっていくものかと驚くばかりです。


変化に対応しなければこの先生きていけない。そんな言葉が世間に浸透しています。僕は本当に本当に情けない話だけど、あまり変化を好まない性格なので、歯を食いしばって今の環境に適応しようと努力しています。


極端なことを言えば、食パンを1日500枚焼いていれば生きていけるのであればずっと僕は食パンを焼き続けると思います。食パンを焼くのに8時間かかったとして、その時間をいかに短くするか考えることはあっても、「俺はパンを焼き続けるために生まれてきたわけじゃねえ!」とパン屋さんを飛び出すことはしないタイプです。悲しいことに。


割とコツコツと努力して結果を出すことは得意な方だとは思いますが、問題は努力する対象の業界、技術が陳腐化した時に自分が対応できる自信がありません。パンを一生懸命焼いているんだけど、「3Dプリンタで作った方がうまくいく」世の中になったら僕は間違いなく失業すると思います。非常に極端な例ですけど。3Dプリンタを使ってパンを焼くことがパン業界の中で行われ始めたとしても、最初は見て見ぬフリをすると思います。「いやいや、そんなものが標準化されるわけがない」と思います。そしてパン業界で少しずつその手法が採用されはじめ、業界の再編が始まるのを見た瞬間焦りだすタイプです。ヤバい、と。たぶん手遅れになる前に勉強はすると思います。イヤイヤですけれども。「たぶんこういった業界の動きを勉強しないといずれ食えなくなるかもしれない」と考えながら、学びはすると思います。でも思い切って自分のキャリアを切り替えたり、企画をして新しいことを進めようとするのは苦手です。悲しいことに。


☆☆☆


ずーっと自分をごまかしてきました。就職活動をしていても、性格判断で「新しいことに挑戦したい」「新しいものを取り入れるのが好き」という項目に「1,非常に当てはまる」とチェックを入れていました。いや実際のところ、自分はそういう人間だと思っていたからです。そういう人間として、新しいことにチャレンジできる素質があると思っていました。ただ、ビジネスにおいて「新しいことに挑戦する」というエネルギー量を考えた時に、あれ本当にそうかなと疑問に思ってしまう自分を認識する瞬間があります。「本当にそうか?」と。ビジネスを開拓していくだけのポテンシャルがあるのかと。新しいものを取り入れるのが好きという設問も「新しいiPhoneが出たら買いたいと思う」程度の気持ちかもしれません。その根本的なズレが、将来的に致命的なまでに自分の人生に影響するじゃないですか。だから自分の身の振り方をもっと考えなければいけないのではないかと真剣に思うのです。


生涯収入を増やす上で、上記の素養を伸ばすことは非常に重要だと思いますが、あんまり場違いなところにいると辛いフィールドにずっといることになります。だから僕が今考えなくてはいけないことは、目の前のことに集中していればとりあえず食べていける仕事を見つける、もしくは創造することにフォーカスすることかなと思っています。僕には僕なりの生き方が、きっとあるはずですから。